お知らせ 一覧へ戻る第19回 「南アルプス山桜の森」自然環境保全活動の開催2024-12-11注目2024年11月30日(土)第19回『「南アルプス山桜の森」自然環境保全活動』を開催しました。今年も無事に南アルプス市と協働での活動を開催できました。■参加者:31名・南アルプス市役所・高尾山財産区・自然観察会講師・富士通アイ・ネットワークシステムズ(株) 恒例の『朝の会』では、代表者(FINET:多田社長、南アルプス市役所/高尾山財産区管理会:石川会長)のあいさつ、講師のご紹介、活動予定の確認などを行いました。集合写真の撮影時は看板周りは朝日がまぶしく、日陰との違いできれいな写真にならず、残念です。※※この森は南アルプス市と富士通アイ・ネットワークシステムズ(株)のグリーンパートナーズシップと高尾山財産区のご協力によって2013年の春に作られました。自然観察会では、シカの侵入の形跡を確認しながら、植物を観察しました。シダや柔らかい葉っぱが食べられてしまった跡、パラパラと転がるフン、樹木にはシカが角や体をこすりつけた跡などがありました。柵網には「ここから侵入しました」というかのように、大きな穴がいくつか開いていました。今年は例年よりシカの侵入が多いように感じました。【今回の発見】① 山桜の森にはない栗の殻がいくつも散乱していて、リスの食事場所となっているのではないか!と推察されるようです。リスは、切り株の上で食事をする習性があるそうです。よその森から持ち込んだ栗を食べるリスの姿を想像してほっこりしました。② 貴重なルリソウかも?!と思われる植物がありました。今の季節ではわかりにくいので花が咲くころ確認ができれば良いのですが…。作業は、森の上の方から下りながら、主に柵周りの草刈りと柵ネットに絡まるツタ外しを行いました。今年は財産区の方が草刈り機を持って参加してくださったので、草刈りがスムーズに進みました。網の穴補修も行いました。(タイラップで網を引き寄せて穴を塞ぎます)南アルプス市で柵を立て直していただいているので、骨組みは傷んでいませんでしたが、シカによる被害の心配は続きます。想定より寒い日となり、なかなか体が温まらない中、作業に取り組みました。森での作業は簡単だけど手がかかる作業で、体が温まった頃、作業終了の時間となりました。森に残った紅葉と澄んだ空気、南アルプス市の食材を使った温かい昼食(豚汁、ミルフィーユカツ、秋鮭のソテー等)で、心も体も満たして帰途につきました。19回目の活動も無事終了することができました。次回はなんと第20回に突入!これから先も皆で楽しく活動していきたいです‼