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お知らせ

「南アルプス山桜の森」自然環境保全活動の開催
2020-01-06
1月9日(土)、南アルプス市との協働の森「南アルプス山桜の森」で自然環境保全活動を開催しました。前半は自然観察・草花の種子サンプリングを行い、自然保護について学習し、後半は、柵網に絡まるツタの除去を行いました。

参加者:34名
南アルプス市役所、高尾山財産区、富士通山梨支店
富士通アイ・ネットワークシステムズ(株)
まず、恒例の『朝の会』を行いました。各団体の代表者(FINET:金丸環境施設管理部長、高尾山財産区管理会:石川会長、南アルプス市役所農政課:小野課長補佐)の挨拶、講師のご紹介、活動予定の確認などが主な内容です。その後、集合写真の撮影を行い、活動を開始しました。
朝の会
山桜の下で植物の種子を勉強中
実際の植物を見て覚えます!
大きな壊れたスズメバチの巣を発見
森の外ではキイロスズメバチの壊れた大きな巣を発見しました。近くの木を見上げると半分になった巣がまだ木にぶら下がっていて、10月の台風で壊れたのではないかとのお話しでした。
また、森の中ではカマキリの卵を見つけ、昔は卵の位置(高さ)で、雪の深さを予想したというお話があると聞きましたが、嘘か真か…。
自然観察・植物の種子サンプリングは、樹木が大きくなった後、一部に草原を作ることもできるようにと、植物の種子を集め、保存する活動です。少し時期が遅かったようで森の種子は少なかったのですが、特に残した方が良いと考えられる5種類程度の種子を集めることができました。
春の活動時に開花が少なく感じたアヤメですが、やはり種も少なく、枯れたように見えるので探すのに時間が掛かりました。
また、今年は朝晩の冷え込みが浅く、例年より紅葉も薄くて残念だ…と財産区の方のお話もありました。
紅葉の始まったモミジ
【アヤメ】この中に黒い小さな種が!
参加者のうち数名の方は前半後半なく、草刈機を使用して飛び散る草にまみれながら草刈りを行っていただきました。おかげですっきりしました。
作網に絡まるツタはあいかわらず多く、絡まるツタの重みで柵網が垂れ下がってしまい、飛び超えて森に侵入する動物が増えた様子が(森内でフンが多く)見られました。
柵周辺での作業
柵周辺での作業
ドローンで上空から撮影(作業中)
ドローン撮影(山桜の森と甲府盆地)
青い空の下、第14回山桜の森活動「森の成長を助ける活動」は無事終了することができました。今年は大きな台風がありましたが、森では大きく傾いたり、折れたりした木も少なく一安心。
大変な作業もありましたが、森のきれいな眺めと美味しい空気、南アルプス市ゆかりの食材を使った軽食で皆満足して帰途につきました。
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