大学で電気工学を学んでいたので、それを活かせる職種に就きたいと思っていました。
具体的には、回路設計や情報通信に関連する、製品の「ものづくり」に携わりたいと考えて、就職活動を行っていました。
当社の事業領域が、私の「やりたいこと」とマッチしていたので応募しました。
会社説明会や工場見学の際に、社員の方々が、真剣で生き生きと仕事をしている姿を見て、この様な会社で、ものづくりができたら、とてもやりがいを感じられると思いました。

私が配属されている、スマート設備担当課では、当社で製造した製品を機能的に試験するための、設備を開発しています。
具体的には、作業者がミスなく安全に試験が行えるように、設備の自動化や試験治具の設計開発を行っています。
他には、試験設備の保守や新製品の打合せ、製造ラインの改善活動などを行っています。
試験技術の業務は、「製品の品質」、「コスト」、「納期」に直結する大切な役割を担っています。

私が今メインで担当しているのは、次世代スマートメーターの試験設備です。現在は、設備の詳細設計を行っています。
設備の構築スケジュールに沿って、業務を行っており、設備を製作するメーカーさんと打合せがあったり、設備の立ち上げを主に行ってます。

あとは、現場からトラブル対応の依頼がきたりするので、現場で作業することもあります。製品に変更が入ると設備の変更や、治工具の改造を行います。

スキルアップのために、測定器の教育やプログラミング言語のweb教育を受けたり、半田付作業やLANｹｰﾌﾞﾙ製作等の社内認定取得の練習をしたりしています。

３年以内の目標としては、各関連部門と連携をとりながら、多くの製品製造に携わり、ライン構築のプロセスやプロジェクトの進め方を

理解していきたいと思っています。
さらにその過程で、DXなどの情報通信技術や設備を制御するための、プログラミング言語などの専門知識を学んでいきたい考えています。
５年後には、規模の大きい試験設備の担当となり、試験ライン全体を管理できる人材になることを目標にしています。

初めて作製した試験機が、問題なく動作し製造開始できた時は、とても嬉しかったです。
最初に、試験機の方式設計を決めて、試験を自動で行う為のプログラムを開発、ハードの製作、それぞれの検証を繰り返し行い、試験ラインを構築していきました。
各担当者と協力しながら、試験ラインを構築していくのは、とてもやりがいを感じましたし、一通りプログラムを組んで思い通りに動いた時は達成感がありました。

あとは、治具の回路設計や配線作業は、大学で学んできた電気工学が活かせてよかったと思っています。
他のちょっとした楽しみといえば、FI・QP活動で改善活動を提案しているのですが、入賞すると賞金がでるので改善活動のし甲斐があります。

休日は、趣味で育てている観葉植物の世話をしています。家に100種類ほどの観葉植物があって、水やりや剪定を行いながら、植物の成長を楽しんでいます。
日々の業務は、PCの画面を見ていることが多いので、緑を見ていると癒されます。
また、月1くらいで、友達と飲みにいって、リフレッシュしています。

当社は、製品の開発設計から製造、そして納品まで、様々な人が関わりながら、1つの製品を作り上げていくので、とてもやりがいや充実感を感じられる会社だと思います。
応募したいと考えている就活生は、特にチームワーク、コミュニケーションが大切になるので、そういった所を強みとして持っていることがポイントだと思いました。

経験豊かな社員の方々と共に働くことで、技術や知識を向上させることができたり、社外教育も積極的に受講させてもらえるので、ステップアップしていくことができる会社だと思います。