今はネットワーク時代であり、ネットワーク機器を製造している企業を探し回っていました。
この会社では製品設計や製造設備設計も行なっていて、学生時代に学んだCADや機械、アプリケーションの知識を活かすことができると思ったのがきっかけです。
また、自宅から近く、福利厚生や年間休日、賞与の実績が良かったので応募しました。

私は工場生産に関する革新やサービス、ソリューションを行う業務の製造ソリューション部に所属していて３つの課がある中で生産技術に所属しています。
生産技術では、組み立て工程や梱包工程の構築、設備開発、自働化ソリューションの推進をおこなっています。
私の部署は色々な部署と関わることが多いので、急に現場から仕事や相談の依頼がくるんです。
なので、一日の決まったスケジュールはなくて、その都度依頼が来た仕事をこなしていっています。

基本的に製造現場のサポートをするのが仕事です。
現場優先で動かないといけないので、一日の業務の中でやろうとしていた仕事ができないときは、業務に優先順位をつけて、優先度の高いものから対処していっています。
今のメイン業務は、次世代スマートメーターの組み立てをする作業者が作業しやすいように、組み立て台の高さを調節したり製品をラインに流すときにズレないように固定する治具を作成したりしています。

あとは、次世代スマートメーターに貼付されてる空白のラベルにレーザープリンターを使って製品情報を印字させる機械を導入しているのですが、ラベルに印字させる位置や印字内容、レーザーの温度調節など製品として納品できるレベルになるまでに試行錯誤をしています。
レーザー熱が強すぎるとケースまで貫通してしまうので、ラベルに印字できるようにするまでの設定が一番大変でしたね。
社内や外部の部門との業務調整など助け合いながら、日々の業務に取り組んでいます。

まだまだ自分はネットワークの知識が浅いため、DXやIoTの外部教育やTPS(トヨタ生産方式)の知識を身につけて設備の自働化やソリューションに役立てていきたいです。
仕事に役立つ教育セミナーも受講したいって言うと受けさせてもらえるし、上司からも教育の受講を進めてくれるので成長できる環境ですね。
身近に憧れている先輩がいるので少しでも近づけるように頑張っていきたいです。

目視検査を当時は人の目で数字を確認してたのですが、作業者が大変なので、カメラとモニターを導入して、モニターに数字が表示される様に仕組みをつくりました。
分かりやすく言うと、人の目で製品の目視検査をしなくても、打ち込んだ数字と違うところをカメラが検出してモニターに表示させる仕組みです。
仕組みを導入する過程で、カメラの位置が作業者の邪魔にならないように工夫したり、パソコンの画面が反射やカメラが光の加減で数字を認識してくれなかったりと苦労するところもたくさんありました。
だけど、そのおかげでヒューマンエラーをなくすことができましたし、少人化にも貢献することが出来ました。

現場の作業者からは目が疲れなくなったと感謝の言葉をいただきました。社内の品質向上では、社内表彰の中で高評価のA賞をいただくことができました。
この仕組みが社内で目視検査している部署にも横展開していったので他の部署にも貢献出来て嬉しく思います。

平日の日頃の疲れは、とにかく早く寝ることに限ります。遅くまで起きていると、次の日は寝不足でキツイです。
休日では音楽を流しながら車で県外にドライブやバイクでツーリングに行ったり、友人と出かけたり飲みに行ったりして息抜きをしています。

自分の持っているスキル、ノウハウも大事ですが、自ら意見を主張できる人、作業者のことを第一に考えて業務を行なえる人に向いていると思います。
面接のときは緊張感がありますが、とにかく応募者のことを知りたいと思うので自己主張できれば大丈夫です。